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リュウグウノツカイ

2009年05月17日
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 この日はNHKのトップランナーという番組を観覧するため、東京へ行ってきました。この日の収録のゲストはフリーダイビング界のトップランナー、プロ・フリーダイバーの篠宮龍三です。彼、篠宮龍三は私の沖縄在住時代の友人でもありますが、この日ばかりは私も彼のいちファンとして、この日の観覧を指おり楽しみにしてました。
 フリーダイバーとしての彼のことは、知ってる人には今さら私が説明するまでもないでしょう。篠宮龍三をご存じでない方は、ぜひ彼のHPをどうぞ。彼のHPはとても美しくもあるので、フリーダイビング自体に興味のない方であっても、じゅうぶん楽しめると思います。実はこのHP、外注などには出さずにすべて彼自身が作ってるというのだから、彼の創造力や美意識そしてバランス感覚にはびっくりします。

 彼とはじめて会ったのは平成13年の夏、フリーダイビングの世界大会の選考会でのこと。場所はやはり沖縄でした。選手として参加する友人をサポートする名目で、なかば観光気分で参加してた私にとって、彼の発するオーラは圧倒的でした。存在感がある反面、ちょっと近づきにくい印象をもったのも事実です。その後に私が沖縄に移住、そして2年目が過ぎようとしていたとき、その彼が沖縄に移り住むとのニュースが入ってきました。はじめて言葉を交わしたのは忘れもしない、冬の日の極寒のライブハウス。そのとき、彼が謙虚な態度で言った、「いつまでも“本物”であり続けたい」とのひと言が忘れられません。

 彼とは沖縄でいっしょに島へ行ったり、飲みに行ったりしました。もちろん日常的に海へも行きましたし、いっしょにフリーダイビングのトレーニングもやってました。しかし、実をいうと私は競技としてのフリーダイビングに関心がうすく、海の魅力についてはよく語りあったものの、彼から競技の話をあまり聞いたことがありませんでした。今から考えると、世界を舞台に活躍しているアスリートを目の前にして、ちょっともったいなかった気もします。この日の番組収録では、その彼自身の口から競技に対する真摯な想いと、競技をとおして伝えたい熱い展望を聞くことができ良かったです。

 篠宮龍三という名前をはじめて知ったとき、私はてっきり本名ではないと思ってました。竜宮城みたいで、あまりにもでき過ぎていますもの。私が沖縄移住を決めたころ、送別会があるごとに私はあいさつで、沖縄に竜宮城があるみたいなんで行ってきます、と冗談で言ってたものです。その沖縄に篠宮龍三が来るというニュースを聞いたときには、竜宮城というキーワードで変にシンクロしたのを憶えてますね。ある日のフリーダイビングのトレーニングで、彼がいつも目の当たりにしてる光景のことを話してくれました。「水深80mまで潜っていくと水深100mの白い海底が見えるんです。そこはまさにグランブルーの世界。あたりを見わたすと海底の白と水の青との境がぼんやりしているんです」と。この世に竜宮城があるとしたら、きっとそのような光景では、と思ってしまいます。どう考えても100mまでは潜れそうにもありませんが、その光景は1度でも良いから見てみたいものです。

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